監事のつぶやき その2

『事故のない安全な交通社会の実現に向けて』

監事 R45・日の出自動車学校
安井寿一

  
 国道45号苦竹IC交差点から市内方向に進むと、牛丼の「吉野家」さん(漫画「キン肉マン」で使われた「うまい・はやい・やすい」というフレーズが聞けなくなったのはなぜでしょう?)の隣に、「R45・日の出自動車学校」があります。校名の「R」はロードと読み、現在地に設置された平成13年に定められた名称です。全国に1220余校ある教習所のリストを見ると、漢字・かな・記号・英数字のすべてが使用されている名称は、他にないようです。
 教習コースは、県内屈指の大規模コースで、大型トラック、トレーラー、トラクター、大型バス、バイク・・・そして、普通車が毎日走っています。ときには、これらが、コース内で渋滞することもあり、全車種の教習を行っているが故にこうした現象が生じるのですが、国道から視界に入る景色には大型車が目立つのでしょうか、お客様などからは、「トラックのテストコース?」とか「大型車専門の教習所?」などというお声をいただくことがあります。
 自動車教習所は、「地域における交通安全教育センター」という位置付けにもあり、特に、初心運転者となる初めて運転免許にチャレンジする方を優良なドライバーに育てることが、一義、社会から求められる責務であると考えています。同時に、タクシーやバスの旅客運送事業やトラック等の貨物運送事業に従事されるプロドライバーの方に対しても、運転技能に止まらず、安全マインドやドライバーとしてのモラルなどをお伝えする責務を負っていると考えています。また、高齢運転者の方々に対する講習や認知機能検査を通じて、社会問題とされている高齢ドライバーによる交通安全と交通事故の防止に繋がるよう努めています。

 少し?堅苦しく書いてしまいましたが、いま、ワクワクする楽しみなことあります。それは「新校舎の建設」です。この駄文をお読みいただいた方で、学校沿いを通過されるときがあれば、「吉野家」さんの奥の方向に目を向けていただくと、ほぼ完成した(寄稿時)新校舎をご覧いただけると思います。数年前から事業構想に関わり、設計の検討、学校の「看板」となる外部サインの仕様・デザインや、内装・床の色、教室の机や椅子の選定などなど、広く深く関わってきました。そして、今秋の完成となり、いま、とてもワクワクしています。
 「ワクワクする」ということの私の考え方ですが、たとえば、生計を維持するためには“働いて働いて”その報酬を得ることが必要です。同じ仕事をして、同じ報酬をいただくのであれば、ワクワクして楽しく仕事ができることが望ましく好ましいと思います。自動車の運転という人間の行動・動作もミクロでいう「仕事」ということができます。家族や友人とドライブに出かけるときの運転と、疲れているときに通勤や仕事でしなければならない運転は、そのワクワク感や、楽しさ、リラックスの程度は全く異なるはずですが、できれば、全てのドライバーが、いつでも、楽しくリラックスして運転できることが、悲惨な事故や重大な違反を減らすことに繋がるのではないでしょうか。

 こうした考えを持ちながら、教習指導員の先生方が緊張感を持ちつつ、リラックスして、楽しく教習をすることができるよう日々サポートさせていただいています。その成果として、教習を受けていただいたすべてのお客様が、優良で素敵なドライバー・ライダーになっていただくことを願い、「事故のない安全な交通社会の実現」に貢献していきたいと考えています。