副会長のつぶやき その2

「最近の自動車修理事情」

当社は、創業46年の自動車鈑金塗装、車検、整備を行っている会社です。
大手損害保険会社数社の指定修理工場となっております。
最近の自動車修理の事情について、お話ししたいと思います。
最近の車の進化は目まぐるしく、ここ2〜3年ほどの間に高級車だけでなく軽自動車
までも自動ブレーキをはじめとした安全運転支援装置が装備されるようになり、
人為的「うっかりミス」を防ぐ機能が身近なものとなりました。
しかし、便利で安全になった反面、万が一事故にあった時の修理が難しくなっている
ことは意外と知られていません。
例えば、自動ブレーキの場合メーカーや車種によって検知システムはバラバラです。
今までに装備されていなかったさまざまな部品を取り付ける必要があり、それらが正
常に作動することで初めて本来の性能が発揮できます。
カメラの位置が1度半ずれても、80メートル先では2メートルもポイントがずれて
しまいます。
実際にこのようなケースで、対向車を障害物と認識して走行中に急ブレーキがかかっ
たという事例があります。
これらの修理をするためには確実な技術と知識加え、最新の設備やスキャンツールと
呼ばれる故障診断機が必要となります。
ただ、整備の業界ではこれらに追いつけていない工場が多く見受けられます。

当社では全国に先駆け、技術者の養成、最新の設備を導入し、より繊細で確実な修理
を実施しております。
安全な車の修理の件でご相談があれば、何なりとご連絡下さい。


                  株式会社 但野鈑金塗装工業
                    代表取締役 但野 一美