交通課長のつぶやき その2

 5月30日(土)の朝、管内(宮城野区)3件目となる交通死亡事故が発生しました。
 概要は午前7時45分頃、苦竹交番前の国道45号の信号交差点で、多賀城方向から
市内方向に進行してきた39歳女性介護士の運転する普通自動車(通勤中)が赤色信号を
見落とし、横断歩道を渡っていた自転車(51歳女性)をはねて死亡させたというものです。

 交通課長として交通死亡事故の発生は残念でなりません。管内は、通勤通学時間帯の
歩行者や自転車利用者などの交通弱者が多いことが特徴です。
 私を含めて自動車を運転する全ての者は、一瞬の気の緩み、油断、法令無視が人の命を
奪う取り返しのつかない事態に繋がることを今一度認識していただきたいと思います。

 今回の交通事故で命を失った女性、加害者となってしまった女性それぞれに大切な家族が
あります。

 交通事故は加害者であっても被害者であっても、自分の人生が大きく狂い、かつ多くの人々に
深い悲しみを与えるものです。