会長のつぶやき30
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆さまにおかれましては、日頃より交通安全活動にご尽力いただき、心より御礼申し上げます。
今年は**丙午(ひのえうま)**の年にあたります。
丙午は「強い火のエネルギー」を持ち、「変化」「覚悟」「自立」を象徴する年といわれます。一方で、勢いが過ぎれば事故や衝突を招きやすい年でもあります。まさに私たち安全運転管理者にとって、「情熱を持ちながらも、冷静な判断を忘れてはならない」一年と言えるでしょう。
昨年を振り返りますと、仙台東地区においても、交差点での出会い頭事故、漫然運転による追突事故、そして高齢者や自転車が関係する事故が後を絶ちませんでした。幸いにも大きな被害に至らなかった事例も多くありましたが、「たまたま命が守られた」という現実を、私たちは決して軽視してはならないと思います。
交通事故は「不運」ではなく、「防げたかもしれない結果」です。
丙午の年にふさわしく、今年は一人ひとりが 覚悟を持って行動を変える年 にしたいと考えます。
本年の目標は明確です。
「死亡事故ゼロの社会を、ここ仙台東地区からつくる」
これは理想論ではありません。日々の点呼での一言、ハンドルを握る前の深呼吸、交差点での一時停止、そして「大丈夫だろう」を「かもしれない」に変える意識の積み重ねが、確実に未来を変えていきます。
ここで少し視点を変え、ウルトラマンに例えてみたいと思います。
ウルトラマンは、地球の平和を守るために戦いますが、戦える時間はわずか3分しかありません。その限られた時間の中で、力任せに暴れるのではなく、相手の動きを見極め、無駄な攻撃をせず、最も効果的な行動を選びます。
私たちドライバーも同じです。
毎日の運転時間は限られており、その一瞬一瞬の判断が命を守るか、危険を招くかを分けます。スピードを出さない勇気、譲る優しさ、止まる決断こそが、ウルトラマンで言えば「必殺技」なのだと思います。
また、ウルトラマンは一人では戦いません。科学特捜隊や仲間の支えがあってこそ、地球を守れます。交通安全も同様に、事業主、管理者、ドライバー、そして地域社会が一体となってこそ、死亡事故ゼロに近づくのです。
丙午の強いエネルギーを、事故の多発ではなく、意識改革と行動変容の力へ。
今年一年、仙台東地区が「安全運転のモデル地域」として誇れるよう、皆さまと共に歩んでまいりたいと思います。
本年が、無事故・無災害で実り多き一年となりますことを祈念し、新春のご挨拶といたします。
