理事のつぶやき その9
この度、理事に就任致しました。宮城車体株式会社 佐藤真路子でございます。
弊社は、昭和24年より「はたらくくるま」に特化した自動車整備業を営んでおります。主に、クレーン車・パワーゲート車・パッカー車・ダンプカー・積載車等、地域の皆様が安全で快適な暮らしが守られる為、日夜活動している車両を修理・メンテナンス・点検等を業務として行なっている会社でございます。
先日、河北新報に『消えゆく子どもの「お使い」』という記事が掲載されておりました。内容は、この10年で男女共に、お手伝いの中で「お使いをする」事が最も低下している。理由としては、「治安の悪化や交通量の増加」「ネットスーパーの活用」等が挙げられており、子どもの一人歩きを避ける保護者が増えているそうです。
偶然にも、昨年、職業体験の心構えとして、某中学2年生に講演をした際「はじめてのお使いの記憶がある人」という質問をしました。130人程生徒の中で、挙手をした人数は、5%に満たなかったのに驚きを隠せませんでした。
子どもに「一人でお使い」をさせるには、それまで保護者が沢山の事を一緒に歩きながら教えなければなりません。歩道を歩く、走らない、横断歩道の渡り方、知らない人に声をかけられたらついていかない、わからない時にどうやって大人に質問すればよいのか…。挙げていくときりがありません。それを繰り返し、何度も子どもに言い聞かせて少しずつ社会性を身に着けて、成長していきます。
私たちは、そういった地域の子どもたちの安全を守り、成長させるお手伝い、そして、地域でハンドルを握る大人達がしっかりと交通ルールを順守出来るようアナウンスをしていく事が、当事業主会の存在意義の1つだと感じております。
微力ながら、地域に貢献出来るよう邁進していきますので、皆様ご協力の方をお願い致します
宮城車体株式会社
代表取締役 佐藤真路子