2023年がスタートしてから、早いもので4月に入りました。行政でいう年度始めの月ということになります。今年は、春の交通安全県民総ぐるみ運動が１カ月遅れの5月11日から始まるという事で、ちょっとタイミングがズレた感はありますが、交通安全運動は年間通しての事業と考えていますので、あまり大きな影響はないと考えております。是非みなさん、交通安全に関する意識は、持ち続けるよう、よろしくお願いいたします。

　私ごとで恐縮ではございますが、先日、あるお店に用事があり到着したところ、そのお店は無惨にも、半分が大破しておりました。何事が起きたのかと周りに居た方に聞いたところ、よくはわからないが、お店に向かって頭から駐車していた車が、突然お店に突っ込んだらしいという事でした。よくよく聞きましたところ、ブレーキとアクセルを間違えてしまったようでした。当時の運転者は、年齢は50歳前後、そう考えれば間違いを起こす年齢ではないのではないかと思いましたが、起きてしまったことは現実なので、受け入れるしかありませんでした。そのおかげで、予約をしていたお客様（私を含め）大幅に予定を入れ替えなければならない、聞くところによると、復旧に最低２〜3週間かかるとのことでしたので、お店の方々も大変な損害を受けたことになります。逆を言えば、加害者も、お店の復旧日や、損害賠償で、相当の費用負担が出てくるものと思われます。
　結局のところ、このような事故を起こしてしまうと、全てがマイナスということになり、得をするものは誰もいないということです。ちょっとしたミスが大きな事故に繋がるということを、肌で感じた瞬間でした。幸いにも、人身事故にはならなかったものの、あまり見たい映像ではありませんね。
　これから徐々に暖かくなって参ります。ボーッとすることも多々あると思いますが、ハンドルを握っている以上、責任と自覚を忘れずに運転に集中してもらいたいと思います。事故は起こしたくて起きるものではありません。しかしながら起きる時は必然です。必ず原因があります。一つ一つの要因を潰していくのが交通安全につながることを忘れないでほしいと思います。
　今年もまだ始まったばかりです。心して交通安全に取り組んでもらいたいです。そして交通事故を少しでも減らし、その数年後には、交通事故という言葉が辞書から消える日を心から期待したいと思います。

「交通事故ゼロ」を今年度も目指しましょう。